児童虐待は家庭の問題?…通報しない教職員は罰金500万ウォン=韓国(提供:news1)
児童虐待は家庭の問題?…通報しない教職員は罰金500万ウォン=韓国(提供:news1)
ソウル市教育庁は、児童虐待の予防と危機児童早期発見のために保護者と教職員を対象に児童虐待防止キャンペーン「小さな関心は、貴重な実践」を実施すると27日明らかにした。

ソウル市教育庁は、新型コロナウイルス(COVID-19)による遠隔授業の長期化に危機児童発見が難しくなった状況で、冬休みが目前だということもあり児童虐待の深刻性に対する社会的認識を高め、積極的通報を誘導するために今回のキャンペーンを企画した。

ソウル市教育庁は親、教員、教師などの対象に応じて製作した児童虐待防止カードニュース(画像を主に活用したニュースのフォーマットの1つ)3種を広報に活用する予定である。

カードニュースは児童虐待の定義、児童虐待のタイプ、児童虐待申告方法、児童虐待に関する留意点などの内容が盛り込まれた。

例えば児童虐待通報義務がある教師などの教職員が、児童虐待を家庭内の問題として特別な措置を取らなかったり、教育(支援)庁に報告するだけで通報はしていなかったりする場合、500万ウォン以下の罰金処分を受けることになる。

教師は、生徒が登校したとき外傷跡や服装、栄養状態などを観察して特異点が発見されると、積極的に児童虐待かどうかを確認しなければならない。

ソウル市教育庁は、親対象のカードニュースでもしつけのための体罰も児童虐待に処罰されうると強調した。

ソウル市教育庁は来年上半期まで社会関係網サービス(SNS)とeアラート、各学校のホームページなどを通じて児童虐待防止キャンペーンを継続して進行するという計画で、「新型コロナウイルスにより長期化した遠隔授業と冬休み前後の脆弱時期に周辺子供の自発的関心と愛で児童虐待を防止し、危機児童を早期に発見することができるように積極的に参加してほしい」と明らかにした。
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