米国の製薬会社であるファイザーやモデルナが次々と臨床試験の結果を出している中、世界保健機構(WHO)のテドロス事務局長は ワクチンだけを信じて安易な対処をしてはいけないと警告した。

16日 フランスのAFP通信によると、テドロス事務局長はこの日の会見で「我々は新型コロナウイルス感染症ワクチンの希望的な知らせに接しているが、これから新たな道具が出る可能性に対して、気を付けながら希望的にとらえている」と語った。

テドロス事務局長は、ワクチンが出たとしても広範囲な使用までには時間がかかるため「今は安心できる時ではない」と付け加えた。

また テドロス事務局長は「ワクチンだけで流行病を終息させることはできない」と語った。

つづけて「ウイルスに無対策の国々は、弁明の余地がない」とし「可能な全ての手段を用いず 自由放任主義で対することは、死亡と苦痛が続くことになり、生計と経済を害することになる」と警告した。

テドロス事務局長は「生命と生計は選択の問題ではない。経済を再び開放する最も速い方法は、ウイルスを追い払うことだ」と強調した。

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