朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は最高人民会議常任委員会が開かれたと報じた=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は最高人民会議常任委員会が開かれたと報じた=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は5日、最高人民会議(国会に相当)常任委員会が4日に開かれ、たばこの生産や販売、喫煙に対する規制を強化する禁煙法などを採択したと報じた。

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 禁煙法には劇場や映画館など公共の場、保育機関、教育機関、医療機関などに喫煙禁止場所を指定するよう定め、処罰規定も盛り込まれた。

 北朝鮮は2005年に「禁煙統制法」を制定し、公共の場での喫煙規制を強化したが、同法を一層強化した法を採択したことになる。

 北朝鮮メディアは金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が喫煙する姿を紹介してきたが、今後は金委員長の喫煙の様子を伝えない可能性もある。

 常任委では企業所法の改正案も採択された。同法には企業所をエネルギー・原価節減型に転換し、企業を新設したり所属を変えたりする際の順守事項、国の指導下で生産・経営活動を社会主義の原則に基づいて行うことなどが盛り込まれている。具体的な内容は公開していないが、これまで自律性と独立性を強化してきた企業所の活動に対する国の規制を強化したとみられる。


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