FA契約終えたチュ・シンス、KBO復帰の可能性は?SKワイバーンズも注視(画像提供:wowkorea)
FA契約終えたチュ・シンス、KBO復帰の可能性は?SKワイバーンズも注視(画像提供:wowkorea)
チュ・シンスが韓国の舞台へ戻ることができるのか、注目が集まっている。

チュ・シンス の最新ニュースまとめ

 テキサス・レンジャーズと7年1億3000万ドルのFA契約が終了したチュ・シンスが、次の行き先をめぐり苦心している。2005年、シアトル・マリナーズでメジャーデビューを果たしたチュ・シンスは2006年、クリーブランド・インディアンスにトレードされ、2013年、シンシナティ・レッズを経て2014年レンジャーズのユニフォームに袖を通した。

 メジャーリーグの舞台で1652試合に出場したチュ・シンスはメジャー通算打率0.275、1671安打、218本塁打、782打点を記録した。また“出塁マシーン”と呼ばれていたチュ・シンスは通算出塁0.177、長打率0.447、OPS(長打率+出塁率)0.824の好成績を記録した。

 ことしは負傷で33試合に出場し、打率0.236、5本塁打、15打点と振るわなかったが、依然として競争力がある打者だ。

 一部ではチュ・シンスが2020シーズンを終えて引退するだろうという予想も出ていたが、彼は現地メディアとのインタビューで「1~2年くらい現役選手としてプレーしたい」という意思を示した。

 チュ・シンスはメジャーリーグのチームと契約する可能性が高いが、野球人生の最後を韓国で送る可能性も残っている。メジャーリーグの舞台でプレーしていたパク・チャンホが、ハンファ・イーグルスで多くの国内ファンの拍手を受けながら引退式をした事例がある。

 ただし、2007年KBOの海外派特別指名でSKワイバーンズの指名を受けたチュ・シンスは韓国の舞台でプレーしようとするならば、SKと契約を結ばなければならない。チュ・シンスの望み通り、故郷のチーム=ロッテ・ジャイアンツのユニフォームを今すぐ着ることは不可能だ。最低でも1シーズンをSKでプレーしなければならない。

 シーズンを終えているSKはチュ・シンスの復帰について「現在の状況で何の話も交わしていない」と伝えた。チュ・シンスが韓国復帰の意思を示す前に、球団が彼を先に連れてくるとは言い難い状況だ。ただし、チュ・シンスがいつでもKBOリーグ復帰の考えを示した場合、積極的に乗り出す準備はできている。



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