WTO事務局長選の最終ラウンドに進出した、韓国とナイジェリアの候補者(画像提供:wowkorea)
WTO事務局長選の最終ラウンドに進出した、韓国とナイジェリアの候補者(画像提供:wowkorea)
韓国産業通商資源省のユ・ミョンヒ(兪明希)通商交渉本部長が、世界貿易機構(WTO)事務局長選挙の最終ラウンドに進出したことで、日本政府内に警戒感が広がっていると、産経新聞が8日 報道した。

産経新聞は、昨年7月の日本による対韓輸出規制強化以降、ユ本部長が韓国政府の対応に介入して日本を批判してきた人物だと紹介した。

また 産経新聞は、韓国が去る6月 日本による輸出規制強化が不当だとして、WTO提訴を再開した点を言及した。

ユ本部長は現在、ナイジェリアのヌコジ・オコンジョイウェアラ元財務相とともに、WTO事務局長選の最終ラウンドに進出している。

産経新聞は、アフリカに対する投資を強化している中国がオコンジョイウェアラ元財務相を支持するものとみられ「米国がこれに反発してユ本部長を支持する可能性がある」と主張した。

今回のWTO事務局長選の最終ラウンドの協議の手続きは、今月下旬から来月6日まで実施される。2人の候補のうち1人を合意方式で選出し、WTOは最終候補を事務局長に指名する。事務局長の任期は4年で、1回だけ連任できる。

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