「南北協力基金」の執行率が、今年は8月までで わずか「12.1%」にしか過ぎないことがわかった。(画像提供:wowkorea)
「南北協力基金」の執行率が、今年は8月までで わずか「12.1%」にしか過ぎないことがわかった。(画像提供:wowkorea)
「南北協力基金」とは、韓国と北朝鮮(南北)間の交流・協力を財政的に後押しするために韓国政府が作った基金であるが、この南北交流協力拡大において「呼び水」の役目をしてきた「南北協力基金」の執行率が、今年は8月までで わずか「12.1%」にしか過ぎないことがわかった。

今日(30日)韓国国会 情報委員長である与党“共に民主党”チョン・ヘチョル議員室が、統一部(省)から受け取った歴代政府の南北協力基金の執行現況資料によると、ムン・ジェイン(文在寅)政府となってからの南北協力基金の執行率は、就任初年度である2017年は46.6%であったが、2018年は34.4%、2019年は22.7%、今年(8月まで)は12.1%と急落している。

南北関係の膠着により、南北間の各種交流協力事業を支援する南北協力基金の執行率が、大きく減少したということである。

また 北朝鮮が新型コロナウイルス感染症への防疫のために、国境を封鎖した影響もあるものと把握されている。

今年の場合、去る8月までの南北協力基金は、計1兆9028億ウォンのうち、2299億ウォンだけが執行され、その執行率が12.1%となっている。

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