WTO事務総長選挙の1次ラウンドを通過した兪明希氏「自らが米中間の仲裁者に適格」(画像提供:wowkorea)
WTO事務総長選挙の1次ラウンドを通過した兪明希氏「自らが米中間の仲裁者に適格」(画像提供:wowkorea)
韓国産業通商資源部のユ・ミョンヒ(兪明希)通商交渉本部長が、米国と中国の貿易紛争を解決するためには、世界貿易機関(WTO)が活力を取り戻さなければならず、自らが両国間の仲裁者の役割を果たすことができると述べた。

兪明希氏は7月、WTO事務総長の選挙に挑戦し、8人の候補者から5人を選出する1次ラウンドを通過した。新しいWTO事務総長は、11月7日に発表される予定だ。

25日、ブルームバーグTVとのインタビューで、兪明希本部長は「保護主義が世界経済を脅かす時期に、多国間主義のための力になりたい」とし、WTO事務総長の最大の任務の一つは、米中二大経済の緊張を緩和させることであると明らかにした。

続けて「WTOが短時間ですべてのことを解決できると期待するのは、ナイーブな考えだ」と述べた。その一方で、「しかし、まだWTOが交渉の場であり、紛争解決のための場として、うまく作動して活性化されることも解決策の一部になる」とした。

兪明希本部長は「有能な女性が、WTOをリードする適期になった」として、自身は「韓国のような男性優位社会で、自身を証明するために懸命に努力した」と述べた。「女性がWTOをリードすることになれば、包容的かつ多様で弾力的な職場文化を育成できるだろう」という言葉も付け加えた。
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