コロナでマンションも「気になる」ソウル、一戸建て住宅の取引が増加(画像提供:wowkorea)
コロナでマンションも「気になる」ソウル、一戸建て住宅の取引が増加(画像提供:wowkorea)
ソウルで一戸建て住宅の取引の比重が、最近再び増えていることが分かった。マンションが価格高騰により規制された上、新型コロナウイルスの再拡散で感染に対する感度が高まり、一戸建て住宅に需要が一部移動したものと思われる。

 10日、ソウルの不動産情報広場によると、集計半ばを過ぎたソウル地域の8月の住宅取引量(マンション、別荘、一戸建てを含む)は、7394件を記録している。このうち一戸建て住宅に分類される単独・多世帯の取引量は567件と集計された。全体の取引量で単独・多世帯が占める割合は7.7%で、前月(7.0%)に比べ0.7%ポイント増えた。増加は2か月連続(6.1%→7.0%→7.7%)と続いた。

 最近ソウルでは、九老区と江南区など、いくつかのマンションで新型コロナウイルスの集団感染が発生して話題となっていた。その際、エレベーターなどの入居者の共同利用スペースを介してウイルスが拡散したものと伝えられ、共同住宅に対する不安感が生じた。
専門家は新型コロナウイルスの状況が長期化する場合、住宅トレンドが変わり、一戸建て住宅などの需要がさらに増える可能性があるとみている。
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