米国がファーウェイに対する攻撃に集中したことで、台湾の輸出が月間で史上最高値を記録するほど急増している。

米国による制裁が本格化する前に、関連部品を予め購入しようという需要が、このような記録を可能にしたものとみられている。

台湾財政部(財政省)は7日に配布した“2020年8月貿易統計資料”で「先月(8月)の海外輸出額が米ドル基準で、昨年同月対比8.3%増加した311億7000万ドルと集計された」とし「これは月間基準で史上最大値だ」と伝えた。

台湾財政部は「中国通信設備企業“ファーウェイ”に対する米政府による技術販売禁止などの制裁が、近く本格化するものと知られたこと」、「新型コロナウイルス感染症の流行による在宅勤務・遠隔授業の拡大により、関連需要が増加したこと」で、8月の輸出額が大きく増加したと分析している。

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