会見を行う正義連の李理事長=2日、ソウル(聯合ニュース)
会見を行う正義連の李理事長=2日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者を支援する韓国市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)は2日、慰安婦問題の解決を求める定例の「水曜集会」をソウルの日本大使館前で開催し、日本の次期首相が慰安婦問題について謝罪すべきだと主張した。 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため記者会見の形で行われた集会は、先月29日に亡くなった被害者のイ・マクダルさんを追悼する黙とうで始まった。 正義連の李娜栄(イ・ナヨン)理事長は、「韓国政府が認定した慰安婦被害者のうち存命者は16人になった。政府はこれ以上、問題解決のための努力を被害者や民間団体に転嫁してはならない」と指摘。「ポスト安倍政権時代を迎え、正義を取り戻す真の問題解決の過程を韓日両国に期待する」と述べた。 正義連は声明を出し、「新首相が真っ先にすべきことは旧日本軍の性奴隷制の被害を受けた全ての女性に謝罪し賠償することだ」とした上で、「残酷な戦争を起こさないと約束すべきだ」と求めた。
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