朝鮮中央通信は19年3月2日、ハノイで開かれた歓迎夕食会で金委員長(中央左)とグエン・フー・チョン主席が乾杯する写真を報じた=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
朝鮮中央通信は19年3月2日、ハノイで開かれた歓迎夕食会で金委員長(中央左)とグエン・フー・チョン主席が乾杯する写真を報じた=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は2日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)がベトナムの独立75周年に合わせ、グエン・フー・チョン国家主席に祝電を送って親善関係を強調したと報じた。 金委員長は祝電で、「この機に両国の伝統的な親善協力関係が昨年3月に行った合意の精神に合わせ、新しい段階にさらに発展するという確信を表明する」として、「ベトナムが共産党の領導(指導)の下、富強で文明的な社会主義国家を建設するための闘争で多くの成果を挙げていることを心からうれしく思う」と述べた。 北朝鮮とベトナムは1950年に外交関係を結んだが、78年にベトナムがカンボジアの親中政権に侵攻し、関係がぎくしゃくした。ベトナムが改革・開放政策「ドイモイ(刷新)」を導入して韓国との国交を樹立したことで関係はさらに冷え込んだ。 だが、昨年にハノイで開かれた米朝首脳会談のため、金委員長が北朝鮮の最高指導者としては55年ぶりにベトナムを公式訪問してからは関係が回復しているもようだ。
Copyright 2020YONHAPNEWS. All rights reserved. 40