「SuperM」として「知ってるお兄さん」に出演したベクヒョン、カイ。(画像:画面キャプチャ)(画像提供:wowkorea)
「SuperM」として「知ってるお兄さん」に出演したベクヒョン、カイ。(画像:画面キャプチャ)(画像提供:wowkorea)
8月29日(土)、日本で初のオンライン開催となった夏フェス「a-nation online 2020」に「SUPER JUNIOR」、「EXO-SC」、「Red Velvet」、「SuperM」といったSMエンターテインメント所属の人気アーティストが出演し、注目を浴びたが、韓国ではこの日の夜、彼らが人気バラエティに立て続けに出演し、大活躍を繰り広げた。

SuperM の最新ニュースまとめ

まず、ヒチョル(SUPER JUNIOR)がレギュラー出演する「知ってるお兄さん」(JTBC)に「SuperM」が出演。メンバーたちはそれぞれ、リーダー&メインボーカルのベクヒョン(EXO)、末っ子&メインラッパーのマーク(NCT127)、メインダンサーのカイ(EXO)、メインビジュアルのルーカス(WayV)、センター常連のテヨン(NCT127)、一人だけ1字の名前テン(WayV)、メインマルチのテミン(SHINee)と自己紹介。「知ってるお兄さん」の“兄貴”たちから、おいしくつっこんでもらいながら、爆笑トークが続いた。

特に、「シャワーオッパ」と「パンツオッパ」といじられたベクヒョンとカイだ。リーダーのベクヒョンは、メンバーたちと早く仲良くなるため、一緒にシャワーを浴びることを実践。カイはそれに慣れているが、最初戸惑ったテヨンは、自分の内面を見せる準備はできていたが、お兄さんたちの内面を見る準備ができていなかったとし、言い訳を作って回避していたそうで、ルーカスとテンも最初はぎこちなかったそうだが、今では皆一緒にシャワーを浴びる仲になったとか。さらに、撮影現場で、メンバーたちを笑わせることに必死なベクヒョンのおかげで、撮影が長引いたときは元気が出るし、それぞれの考えを尊重する良いリーダーだと美談も。

一方、以前「EXO」で「知ってるお兄さん」に出演した際、「パンツの中の2文字」発言で大反響を呼んだカイはその後、「パンツの人」と認識されるようになり、バラエティ出演にプレッシャーを感じていたとか。ところが、むしろそれがきっかけでダンス映像もたくさん見てもらえるようになり、好循環をもたらしたことから、考えが変わったと話し、この日のトークも弾けていた。

他にも、ルーカスが「SuperM」イケメンランキングを聞かれ、2位にテヨンを選んだ後、「こっちも見てよ!」とアピールしたベクヒョンがめでたく3位となり、丸く(!? )収まる場面も。さらに、「SuperM」の末っ子ラインであるテン、ルーカス、テヨン、マークがSMヒストリーダンスを披露したほか、テヨンとマークが作詞、作曲した完全未公開曲「The Himalayas」を披露するなど、パフォーマンスでも魅せ、まさに“K-POP界のアベンジャーズ”らしい姿を存分に発揮した。

続いて、「全知的おせっかい視点」(MBC)には「SUPER JUNIOR」のキュヒョンとシンドンが出演。正確に言うと、本来キュヒョンが出演オファーを受けたのだが、シンドンがついてきたという。以前も、キュヒョンの出演にウニョクがついてきたのだが、バラエティで売れっ子の末っ子キュヒョンのバーター(!? )という形で、バラエティ班のお兄さんメンバーたちがついてくるという演出は、笑いをよく分かっている「SUPER JUNIOR」らしい。

ウニョクは前回、キュヒョンと共に出演したことで、新たに2本の仕事が決まったそうで、やはり地上波の人気番組の効果は大きい。今回のシンドンはこれをきっかけに、「全知的おせっかい視点」のレギュラーの座まで狙おうと意気揚々だ。そのため、シンドンの戦略がすごかった。キュヒョンは現在もウニョク、マネジャーと寮生活をしているが、シンドンは自分のスタッフを引き連れ、「おいしい店がある」と食事の時間に合わせ、その寮に出向くところからスタート。キュヒョンが作る「カン食堂~新西遊記 外伝~」(tvN)に登場したククス(麺)料理などを味わい、出演シーンをしっかり確保した。

その後も、シンドンは芸達者なスタッフたちに、歌やダンスをさせるなど常にテンションの高い、和気あいあいとした様子を見せ、いつしかキュヒョンよりシンドンのVTRの方が長いとスタジオメンバーたちも錯覚。シンドンの戦略にハマり、不満そうにするキュヒョンというパターンが出来上がり、それが面白さにつながった。

さらに、ウニョクもドンヘと共に、「Super Junior-D&E」のMV撮影現場からキュヒョンにテレビ電話をかけてきて、しっかり出演シーンをゲット。黙って見過ごすウニョクではなかった(笑)。そうやってメンバーたちがキュヒョンに群がるのは、長年積み重ねてきた関係性があるからだ。

キュヒョンが面白いことを言っていた。後のことを心配せず、いたずらができるメンバーはウニョク、ある程度の線を守りながら、いたずらができるメンバーはイェソン、キュヒョンのことが好きすぎるので、いたずらをするのに負い目を感じるメンバーはシウォンだと。

結局、キュヒョンがメインゲストで出演する回だったが、そこに自然な流れでシンドンが加わり、ウニョクとドンヘのテレビ電話出演、そして、イェソン、シウォンの資料VTRまで流れ、ほとんどのメンバーが登場する回に。このようなメンバー間の雰囲気がデビューしてから15年もの間、第一線で活躍し続けている人気の秘訣なのだろう。

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