「I-LAND」の最初のテスト「シグナルソング」でセンターを務めたニキ。(画像:画面キャプチャ)
「I-LAND」の最初のテスト「シグナルソング」でセンターを務めたニキ。(画像:画面キャプチャ)
世界が注目する中、華麗にスタートした大型オーディション番組「I-LAND」(Mnet、tvN)第2話が7月3日(金)に放送された。

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 初回放送が終わった後、韓国のオンラインではビジュアル担当のキム・ソンウ、Big Hitの練習生だったイ・ヒスンとパク・ソンフンとジェイ、練習期間は9か月と短いが、公開オーディションで500分の1の競争率をくぐり抜けてきたジェイク、プロデューサーたちから「印象がとてもいい」と人柄と可能性を評価されたピョン・ウィジュといった練習生が話題となり、注目を集め始めた。

 これまでMnetで放送されてきたオーディション番組「PRODUCE」シリーズもそうだったが、練習生たちは番組でどれだけ映ったかということが、人気に大きく影響する。これだけ人数がいるため、平等に映されるということはないのだ。

 そういう意味で、上記の練習生たちは初回放送から出演シーンが多く、かなり目立っていた。そんな中、“I-LAND”に入る“入場テスト”で、IN判定を受けた16人のうち、4人の放出者が決定したが、その中にキム・ソンウ、ピョン・ウィジュの名前が。さらには、日本人のタキも呼ばれ、脱落者の空間“GROUND”行きとなった。

  これで23人から、“I-LAND”入りが決定した12人。ここから本格的なサバイバルの開始だ。今後、“I-LAND”では4つのテストが行われるが、基準点に満たない場合、その都度放出され、その分、“GROUND”からメンバーが補充されるというシステム。最終的に“I-LAND”で生き残った12人が、デビュー組を決める次の段階に進出できるということが発表された。

 最初のテストは「シグナルソング」テスト。番組のシグナルソング「Into the I-LAND」のパフォーマンスを7日間で仕上げるというミッションだ。自分たちでパートを決め、特にトレーナーがいるわけでもないので、自分たちだけで完成度を高めなくてはいけないのだ。しかも、このテストは個々に点数がつけられ、12人の平均点数によって、放出者の人数が決まる“連帯責任”というのが大きなルール。

 個人の点数のため、いいパートをとるか、それともチームのため、自分のやりたいパートを譲るか、彼らがどんな選択をするのかが見どころとなったが、やはりパート決めで一波乱起きた。“センター”問題だ。

 最初は、練習生たちから一目置かれるイ・ヒスンが、本人は「センターをやりたくない」と言ったのに、皆からの強い推薦によりセンターに。当然、イ・ヒスンが自分のやり方で練習をぐいぐい進め、他の練習生たちの出来具合を1人ずつチェックし、評価。

 いつしか、そんなやり方に疑問を感じる練習生や、その圧迫感に耐えられず、涙を見せる練習生も現れ、結局、全員でもう一度、センターパートを話し合った結果、ケイの後押しもあり、10分で振付を覚えられるという、ダンスに絶対的自信を持つニキが新センターに決まった。

  それもつかの間、今度は「シグナルソング」テストを担当するプロデューサー、Rain(ピ)が進捗状況を点検しに来た際、ニキが歌の音程の不安定さを指摘され、またもセンターをめぐり、話し合いに。

 二転三転しながら、本番を迎えた12人。結局、どんな結論を出したのか期待が高まる中、最初の「シグナルソング」テストで、センターに立ったのはニキだった。

 彼らのステージを見守るRainは、シビアに評価すると言っていたが、他のプロデューサー、ディレクターたちも同じで、表情の見せ方や余裕のなさを指摘されたニキをはじめ、他の練習生たちへの厳しい意見が続いた。結果、曲のポイントをよく理解していると高評価されたヤン・ジョンウォンなどもいたが、12人の平均点数は59点で、6人の放出が決定した。

 「正直、僕が問題だったと思った。申し訳ない」と肩を落とすニキだったが、「PRODUCE」シリーズでは、「シグナルソング」の初代センターを務めた練習生は、必ずデビューメンバーに選ばれるというジンクスがある。番組は違えど、同じMnetのサバイバルオーディション。その法則にのっとれば、ニキもデビューメンバーに一歩近づいたかもしれない!? 

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