共に民主党の議員らが、文在寅大統領を非難した米国のボルトン氏に“本を売るのに血眼・タカ派の扇動”と猛攻＝韓国

共に民主党の議員らは22日、ムン・ジェイン (文在寅)大統領の非核化法案を‘精神的に病んでいる’と非難したジョン・ボルトン前米国大統領補佐官の主張に対し、“いい加減なタカ派の扇動”“自分の本を売るために血眼”と猛攻を浴びせた。

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共に民主党のユン・ゴンヨン（尹建永）議員は同日、米朝非核化交渉に関する裏話などを記した回顧録を書いたボルトン前補佐官に対し、「『自分が知っていることが世の中のすべて』と信じる錯覚と傲慢から脱することを望む」と批判した。

尹議員は、文在寅政府大統領府国政企画状況室長を務め、3回にわたり南北首脳会談の実務を主導した。

尹議員は「6・30板門店南北首脳会談の実務責任者として、ボルトン氏の主張は、事実関係に合わない部分があまりにも多い」と強調した。

これに先立ち、ボルトン元補佐官は「あのことが起きた部屋」と題した回顧録で、4・27板門店第1回南北首脳会談と6・12シンガポール第1回米朝首脳会談を成功させた背景と、昨年の第2回米朝首脳会談が決裂した過程を説明した。

ボルトン元補佐官は回顧録で、「昨年6月、米国と南北の3者会合は米国の同意なく開かれた」と主張した。また、文大統領の非核化案について‘精神的に病んでいる’と非難した。

キム・ハンジョン（金漢正）議員は同日、フェイスブックで、「南北がボルトン氏のような不穏なタカ派の扇動に振り回され、北朝鮮は北朝鮮で消耗的かつ感情的な対立を触発していけば、最も被害を受けるのは他ではない北朝鮮自身だ」と述べた。

キム・ギョンヒョプ議員は「ハノイの米朝首脳会談を決裂させるためのボルトン氏の率直な告白、これぞまさしく米国武器商人の本心だ」と声を高めた。