トランプ氏、サッカー代表戦「観戦拒否」の意向＝膝つき問題で

ドナルド・トランプ大統領がAマッチの試合前、選手らが国歌斉唱中に起立しなければ「観戦しない」との意向をTwitter（ツイッター）で示した。

　トランプ大統領は14日（以下、日本時間）、Twitterに「米国サッカー代表チームの試合をこれ以上は観戦しない」とした上で、Matt Gaetz（マット・ゲイツ）下院議員がアメリカ合衆国サッカー連盟（USSF）を非難した発言の記事をリンクした。

　USSFは去る11日、協会幹部らの協議の末、今後代表選手らが国歌斉唱の際には自由に行動できるよう決定。これにより、これまで国歌が流れる際には起立し国歌を口ずさむことになっていた選手らは、義務的な行動をとる必要がなくなった。

　USSFは「起立を強制する方針は間違っており、Black Lives Matterという重要なメッセージをけなすものだった」と明かした。