韓国サッカー選手協会、Kリーグ全体のため「警戒心もち、個人衛生を徹底」(画像:news1)
韓国サッカー選手協会、Kリーグ全体のため「警戒心もち、個人衛生を徹底」(画像:news1)
社団法人「韓国プロサッカー協会」は29日、新型コロナウイルス感染が再び拡大の傾向を見せる中、サッカー選手らが個人衛生および感染予防のため警戒心をもたなければならないとのメッセージを発出した

 キム・フンギ選手協会事務総長は「Kリーグ開幕後、幸いにも大きな問題なく1か月が過ぎようとしてる。現在までは、無事に試合を行っており安心している」としながらも、「しかし、イテウォン(梨泰院)クラブ感染など現在も事例が相次いでおり、非常に心配だ。選手だけでなく、選手の家族や知人、そしてKリーグスタッフ全員がより慎重になるべきだと考えている」と明かした。

 先ごろ、韓国政府は「新型コロナウイルス予防のためには基本に忠実でなければならない。個人衛生の規則と、生活の中での距離確保を日常化し、続けていくことを新ためて肝に銘じてほしい」とし、「特に、密閉された環境とされる飲食店、クラブ、カフェなどの空間を避けて、濃厚接触が懸念される集まりを自粛することを重ねて要請する」と伝えていた。

 これに、選手協会もまた開幕後、選手らが少しずつ「気が緩む期間」だと判断。状況を鋭意注視している。

 キム事務総長は「現在、無観客でリーグが進行しているが、1人でも選手の中に感染者が発生すれば、大きな危険となる。単純にその選手が所属するチームの試合だけが中断されるのではなく、その前に対戦していたチームの試合と、今後予定された相手チームの試合まで中断され、リーグ全体に影響を及ぼす」と警告。 

 その上で「(感染者の発生時)最少でも2週間の試合と団体トレーニングが中断され、再びコンディションを戻すまで実戦的に3週間から1か月ほど時間が必要となる」とし、「現状況で2週間リーグがストップ、または全体トレーニングの中止など、大きな問題になる。苦しい時期だが、Kリーグ全体のため改めて警戒心をもち、選手個人の徹底した衛生管理をお願いしたい」と強く求めた。


Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 4