米報道「北が羅先市を封鎖」…コロナ発生？金正恩訪問？

北朝鮮当局は、中国・ロシアと接している羅先特別市を封鎖したと米国のラジオ放送局である自由アジア放送（RFA）が12日報道した。

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RFAは消息筋からの引用で、北朝鮮最大の対外貿易基地である羅先市が今月初めから封鎖されたと伝えた。また当局は2万人の羅先の住民に都市がなぜ突然封鎖されたのかという理由も知らせていないと付け加えた。

これについてRFAは、封鎖措置が新型コロナウイルス感染症の憂慮、もしくは主要高位関係者（VIP）の訪問のためという可能性があるとみている。

実際、羅先と接している中国では黒竜江省地域で新型コロナが再発している状況で、またロシアでは新型コロナが米国に次いで多くの感染者が発生している状況である。

またRFAは消息筋のひとつが「『1号行事（キム・ジョンウン国務委員長の訪問）を準備するものと思われる』という住民たちの話を聞いた」という内容も伝えた。