韓国のイ・ナギョン(李洛淵)“共に民主党”新型コロナ国難克服対策委員長(提供:news1)
韓国のイ・ナギョン(李洛淵)“共に民主党”新型コロナ国難克服対策委員長(提供:news1)
韓国での先日の国会議員選挙で“政治一番地”といわれるソウルのチョンノ(鐘路)で議席を勝ち取り与党“共に民主党”を圧勝に導いた元首相のイ・ナギョン(李洛淵)新型コロナ国難克服対策委員長が、ムン・ジェイン(文在寅)大統領の潜在的な党内のライバルになる可能性があると海外メディアは報じた。

20日(現地時間)米国の大手通信社は、イ委員長が去る総選挙で、野党のファン・キョアン未来統合党代表を退け次期大統領候補の先頭走者として浮かびあがり、文大統領は次期大統領選挙でイ委員長を指示するか、他の候補者が出てくるのを待たなければならない状況におかれたと報道した。

韓国の政治コンサルティンググループの代表は「今回の選挙でイ委員長が確実に大統領候補にふさわしいということがはっきりした」とし「文大統領のほうでも多くの人材がイ委員長の勢力と合流するものとみている」と語った。

昨年12月、文大統領は丁世均(チョン・セギュン)首相をイ委員長の後任に指名したとき「イ・ナギョン首相が内閣を去るのは残念だが、これからは自身の政治ができるようにしてさしあげるのが道理だと思う」と語った。

先の政治コンサルティンググループの代表は「親“文”勢力は、イ委員長の潜在力を信じる人とイ委員長の忠誠心を信頼できない人たちに分裂するだろう」とし「文大統領として最も理想的な状況は、自身の退任後に親文派の人材がそのあとを引き継ぐことだろう」と分析した。

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