「PRODUCE 101」シリーズ“投票操作疑惑”、証人尋問終える…「視聴率へのプレッシャーがあった」。左からキム・ヨンボムCP(チーフプロデューサー)、アン・ジュニョンPD(プロデューサー)。(提供:OSEN)
「PRODUCE 101」シリーズ“投票操作疑惑”、証人尋問終える…「視聴率へのプレッシャーがあった」。左からキム・ヨンボムCP(チーフプロデューサー)、アン・ジュニョンPD(プロデューサー)。(提供:OSEN)
韓国Mnet「PRODUCE 101」シリーズの投票操作の容疑を受け、拘束収監中のアン・ジュニョンPD(プロデューサー)とキム・ヨンボムCP(チーフプロデューサー)の裁判で証人が出席し、事件に関する証言を続けた。

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7日にソウル中央地方裁判所ではアン・ジュニョンPDとキム・ヨンボムCPの詐欺および偽計による業務妨害、背任収賄および不正請託禁止法などの違反容疑に対する裁判が開かれた。

同日公判では「PRODUCE」シーズン4(PRODUCE X 101)のメイン作家A氏とアン・ジュニョンPDの親友であり「PRODUCE X 101」に自身の事務所の練習生を志願させたB氏による証人尋問が行われた。

これに先立ち開かれた公判準備期日でアンPDとキムCPは弁護人を通じて詐欺の故意はなかったが、操作はあったと認めたと伝えられた。また金品授受の金額と関連し、検察の起訴とは異なる意見を提示すると伝えた。

メイン作家A氏は練習生の選抜過程でアンPDに圧力や操作の要求はなく、特定の練習生を配慮する台本を書くように指示されたこともないと伝えた。また事前ミッション曲の流出に対しても関連がないと証言した。

また異なる証人で所属事務所の代表B氏は、アンPDが進行や請託を受けて番組を操作したのではなく、視聴率や番組の成功に対するプレッシャーのために順位操作を行ったと証言した。

アンPDとキムCPは番組の全シーズンにわたりメンバーを操作した疑いを受けている。検察によると、2人は番組のシリーズ1で61位以内にいた2人を除外し他の2人を入れた。シーズン2でも1回目の投票で操作を認めた。シーズン3で最終生放送20人のうち12人の順位を任意で決めた後、得票比率により任意に決めた得票数を放送に流し、ガールズグループ「IZ*ONE」をデビューさせた。

またシーズン4の「PRODUCE X 101」に対しては1回目の投票を操作し、60位圏外の1人を圏内に入れ、3回目の投票では20位圏外の2人を圏内に入れるように操作した。生放送の投票も操作して、ファイナル進出した20人のうちボーイズグループ「X1」としてデビューさせたい11人を任意で決めて、操作された投票結果を出した。

その結果「PRODUCE X 101」出身グループ「X1」は公式に解散した。「PRODUCE 48」出身の「IZ*ONE」は約1年間残った契約期間の活動を続けることを決定した。

2人の次回裁判は今月22日午後2時に予定されている。
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