新型コロナ事態の初期から中国の顔色をうかがってなのか、消極的な対応をして批判を受けてきたWHOは、やっと最高レベルの警報段階を発令した(提供:news1)
新型コロナ事態の初期から中国の顔色をうかがってなのか、消極的な対応をして批判を受けてきたWHOは、やっと最高レベルの警報段階を発令した(提供:news1)
世界保健機構(WHO)が11日(現地時間)中国から発生した新型コロナウイルス感染症に対して“パンデミック”(世界的大流行)を公式に宣言した。

新型コロナ事態の初期から中国の顔色をうかがってなのか、消極的な対応をして批判を受けてきたWHOは、新型コロナの感染者が世界的に12万人を越えたところでやっと最高レベルの警報段階を発令した。

反面、新型コロナの発生地である中国は、新型コロナの新規感染者と死者数が減少しているという集計が出ている。

この日のWHOのパンデミック宣言は、新型コロナの感染者が全世界で12万人を越え、感染者の発生した国は少なくとも118か国に達している。

新型コロナは昨年の12月末、中国で初めて報告されてから、ものすごいスピードで拡散していった。

しかしWHOは今年の1月30日になってやっと新型コロナに対し“国際的公衆保健の非常事態”を宣言し、後手に回った対応をしたとして非難をあびていた。

またWHOは先月28日にはグローバル危険レベルを最高段階である“かなり高い”に上げながらも、パンデミック宣言についてだけは留保的な立場をみせていた。

テドロス事務局長はアフリカ出身で、中国の支援によって当選した人物として知られている。あいにくWHOのパンデミック宣言も、中国内の新型コロナの状況が安定した集計が出されている中、行なわれた。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0