韓国大邱(テグ)にある“新天地”大邱教会(提供:news1)
韓国大邱(テグ)にある“新天地”大邱教会(提供:news1)
韓国で、新型コロナウイルスの防疫業務を妨害したという疑いを受けている“新天地”教会は、自分たちが人権蹂躙、強迫、そのうえ殺害の脅しなど、迫害を受けていると主張した。

2日、“新天地”の国際宣教局長は、英国メディアとのインタビューで「新天地が迫害を受けている」と語った。

この宣教局長は、多くの新天地の信徒たちが自分の正体を隠そうとする理由について「我々への非難や誤った偏見、誤解などがあることをわかって耐え忍んでいる」とし「我々が全ての情報を提供した場合、再び人権蹂躙と迫害のような事例が起こるのではないか憂慮するところがある」と釈明した。

新天地が信徒の名簿を隠し追跡調査を困難にさせたという疑いについて「新天地ができてから以降初めて、全ての新天地教会の位置と全ての教育・宣教センターの位置、それだけでなく全信徒の名簿、勉強している受講生の名簿までも韓国政府当局に提出した」とし「政府と意をひとつにし、この事態を解決していくことが最も重要であると思ったからである」と反論した。

この日(2日)の午後4時の基準で、韓国の新型コロナ感染者は4335人を記録した。

ソウル市のパク・ウォンスン市長は去る1日、“新天地”の教主である李萬煕(イ・マンヒ)総会長と12か所の支派長たちを、殺人と傷害罪、感染症予防管理法違反の容疑でソウル中央地方検察庁に告発すると発表した。

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