韓国・大邱、「新天地」信者以外の感染者が急増＝1週間で13倍に

韓国・大邱（テグ）で新型コロナウイルスに感染した新興宗教「新天地」信者が多数確認された中、信者ではない一般の大邱市民の感染者が急増していることがわかった。

　新型コロナウイルスが「新天地」大邱教会内部から社会に猛スピードで広がっているとみられる。

　2日、中央災難（災害）安全対策本部によると、同日0時を基準に大邱地域での感染者が3081人となった。先月24日には400人台だったが、1週間で7倍ちかい人数となり、3000人を超えた。

　先月の時点で、大邱地域の感染者442人のうち「新天地」大邱教会の信者は376人で全体の85%が信者だった。しかし、今月2日には大邱教会信者の感染者が2136人に達したが同地域での感染者比率は69%で、一般市民の感染者が31%に急増したことがわかった。