27日午前韓国ソウルで、“新天地教会”の被害者団体が新天地に対する捜査を求めている(提供:news1)
27日午前韓国ソウルで、“新天地教会”の被害者団体が新天地に対する捜査を求めている(提供:news1)
英国の大手メディアは、韓国の新型コロナウイルス感染症の拡散の中心軸としてみられている“新天地教会”の教主である李萬煕(イ・マンヒ)総会長(88)がどのような人物なのかを特集した。

このメディアはこの記事をオンラインの1面トップに載せ、李萬煕総会長はもちろん新天地についても集中解剖した。

1日(現地時間)このメディアは、ソウル市が李萬煕総会長と12人の支派長たちをソウル中央地方検察庁に告発したと伝えた。ソウル市は彼らに対し、殺人罪、傷害罪、感染症予防管理に関する法律違反の容疑があるという告発理由を明かした。

このメディアは、李萬煕総会長が一般的な宗教と社会的観点から見たとき、非正常的な異端の宗教の教主であるという点と新天地教会の規模と特徴をくわしく扱った。

韓国政府は新天地教会を新型コロナウイルス拡散の大きな原因であるとみている。韓国南東部の都市である大邱(テグ)で新天地の信徒たちの間で伝染が発生し、彼らの移動経路によって韓国全土に拡散した。

韓国の感染者の中でその50%以上が新天地の信徒たちと関連があるという。

新天地教会の信徒23万人全員の調査の結果、その中で約9000人に新型コロナウイルス感染の症状がみられた。

青瓦台(韓国大統領府)のホームページには、新天地教会の解散を要求する請願書が登場した。現在その署名者は約120万人にのぼる。

また、新天地教会の信徒の家族たちによって構成された被害者団体である“全国新天地被害者連帯”も27日、李萬煕総会長を感染症予防法違反と特定経済犯罪加重処罰法上、横領・背任容疑で告発した。
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