同船では肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの集団感染が発生し、これまでに乗客乗員174人の感染が確認された。乗客らは隔離期間が終わるまで船内に滞在することになっている。
カン氏は「現時点では差し迫った危険はなく、乗船した人々からの(移送)要請はなかったと確認した。14人の中には日本の特別永住者や永住者など韓国に縁故のない人も相当数いるため、日本にいる方がより適切だと思っている」と説明した。
同クルーズ船に乗船している韓国人は乗客9人、乗員5人。乗客は1940年代~60年代生まれが中心とされる。
カン氏は「担当の領事が横浜港へ赴いて(韓国人の乗船者らと)直接的、間接的に連絡を取っている」と述べ、現在のところ、韓国人の乗船者は安全に生活していると説明した。
また、感染者が増え続けるなど現地の事情が悪化しており、状況を見守りながら対応策を講じているとし、乗船者の中には高齢者もいるため医薬品や生活用品の支援を行っていると伝えた。
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