韓国青瓦台(韓国大統領府)はこの日「文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領は23日午前に中国の北京で習近平中国国家主席と中韓首脳会談をもち、その日の午後に中国の成都で李克強中国首相とも会談をもつ予定だ」と語った。文大統領と習首席との首脳会談は今回が6回目である。
今回の日中韓首脳会談は、北朝鮮の非核化を置いて米朝間の緊張が高まっている中で行なわれる。米朝間の非核化協議が去る2月のハノイ首脳会談の後は膠着状態に陥り、北朝鮮は米国に協議の期限を“今年の年末”と提示しながら“クリスマスプレゼント”を予告するなど、圧力のレベルを上げている状況である。
しかも北朝鮮の血盟である中国は、ロシアとともに対北制裁を一部解除することを求める決議案を国連安保理に提出したことで、北朝鮮には一層有利なかたちとなった。
中国外務省は「李克強首相と日韓の首脳との会談は、朝鮮半島の平和と安定において建設的な影響を目標とすることだ」としながら、対北朝鮮制裁緩和を求める国連決議案については協議されないだろうと語った。
続けて、最近の元徴用工問題を取り巻く日韓の関係悪化については「日韓の葛藤が日中韓3か国間の協力に否定的な影響を及ぼすとは考えていない」とし「この3か国の首脳が自由貿易協定のための協議を加速化する方案について協議するだろう」と付け加えた。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0