ビーガン氏(資料写真)=(聯合ニュース)
ビーガン氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ニューヨーク聯合ニュース】米国務副長官に指名されたビーガン北朝鮮担当特別代表は11日、ニューヨークで国連安全保障理事会の15理事国の代表らと会合した。会合は北朝鮮のミサイル開発問題について協議する安保理の公開会合を控えて行われた。国連消息筋によると、ビーガン氏は現在の状況が厳しく、安保理が一致して対北朝鮮政策に取り組まなければならず、こうしたメッセージを北朝鮮に送る必要があると言及したという。また、外交的な解決という原則を再確認したという。

 ビーガン氏は近く、韓国を訪問する見通しだ。

 会合には韓国の趙顕(チョ・ヒョン)国連大使と日本の石兼公博国連大使も利害当事国として出席した。

 趙氏は会合前、聯合ニュースに対し「どうしても(北朝鮮と)交渉をすることが重要だ」として、「何よりも交渉を通じた問題解決(が優先)という韓国政府の原則を伝える」と強調した。

 ビーガン氏は3月と6月も安保理理事国と韓国、日本を対象に非公開会合を開いている。


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