素材・部品・装備競争力委員会で発言する洪氏=20日、安山(聯合ニュース)
素材・部品・装備競争力委員会で発言する洪氏=20日、安山(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政部長官は20日、日本による半導体材料の対韓輸出規制強化措置について、「両国に被害をもたらすことはもちろん、グローバル・バリューチェーン(製造の国際的ネットワーク)を著しく弱体化させる」として、「元に戻すための日本側の進展した措置を求める」と述べた。ソウル郊外の安山市にある栗村化学技術研究所で行われた大統領直属の「素材・部品・装備競争力委員会」の第22回会議で語った。

 洪氏は「8月5日に素材・部品・装備(装置や設備)の競争力強化対策を発表して以来、きめ細かく関連対策を推進している」として、「現在まで、企業の需給状況や生産活動に大きな問題はないと把握している」と説明。中核部品などの恒久的な供給安定化に向けた取り組みを続けていく方針を示した。

 委員会では半導体や電気・電子などの分野で需要企業と供給企業が参加する4件の共生協力事業を同委員会が支援する初めての事業として承認する。

 委員会には成允模(ソン・ユンモ)産業通商資源部長官、朴映宣(パク・ヨンソン)中小ベンチャー企業部長官ら関係省庁の長官や民間委員14人が出席した。


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