米財務省、2年間で北朝鮮の個人67人・会社80社を制裁＝VOA

米国がこれまで2年間、対北制裁対象として個人67人と会社80社を指定したと米国の声（VOA）が4日、報道した。制裁対象が最も多く指定された国は北朝鮮で、中国がその次だった。

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　報道によると米財務省は北朝鮮が6回目の核実験を敢行した2017年9月3日から今まで、20回にわたって対北制裁対象を発表した。

　このうち、北朝鮮国籍の個人は全体の60%に達する41人で、北朝鮮の会社は全体の約半数にあたる44社が制裁を受けた。

　ただし昨年6月、トランプ大統領と金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（朝鮮労働党委員長）のシンガポール首脳会談後は、北朝鮮人や北朝鮮の企業に対する制裁対象指定が大幅に減少した。