韓国軍当局は中部戦線の南北軍事境界線の韓国側で、亡命の意思を示した北朝鮮軍人の身柄を確保したと発表した(コラージュ)=(聯合ニュース)
韓国軍当局は中部戦線の南北軍事境界線の韓国側で、亡命の意思を示した北朝鮮軍人の身柄を確保したと発表した(コラージュ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部は1日、中部戦線の南北軍事境界線の韓国側で、北朝鮮の軍人1人の身柄を確保したと発表した。亡命の意思を表明したという。 

 合同参謀本部によると、韓国軍は31日午後11時38分ごろ、中部戦線の軍事境界線韓国側の臨津江で南に移動する未詳の物体を確認し、同56分ごろ手続きに基づき北朝鮮の男性1人の身柄を確保した。当時、霧や雨などで視界が悪かったが、哨兵がマニュアル通り作戦を行った。

 男性は北朝鮮の軍人と確認された。軍当局は一般兵士なのか幹部なのかについては具体的に言及しなかった。

 韓国に渡ってきたいきさつや亡命の動機などについて、関係機関が調べている。

 北朝鮮の軍人が亡命したのは昨年12月以来となる。


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