【ソウル聯合ニュース】平昌冬季五輪で初採用のスピードスケート男子マススタートで金メダルを獲得した韓国の李承勲(
イ・スンフン)選手(31)が後輩の選手に暴行したことが目撃者の証言で確認され、出場停止1年の処分を受けた。大韓氷上(スケート)競技連盟管理委員会が9日発表した。 李選手は来年7月まで、国内で開かれるすべての大会に出場できない。ただ上位機関の大韓体育会スポーツ公正委員会に再審を申し立てることは可能だ。 李選手による暴行は、昨年5月の文化体育観光部の監査を通じ明らかになった。李選手は2011年、13年、16年に海外での大会に参加中、宿泊先などで後輩選手2人に暴行やパワーハラスメントをしたことが分かった。李選手は全面的に否認しているという。 李選手は2010年のバンクーバー冬季五輪の1万メートルで金メダル、14年のソチ五輪の団体追い抜き(チームパシュート)でも銀メダルを獲得した。 暴行の疑いが浮上した後、オランダの実業団チームに所属。昨年2月の平昌五輪以降は国内の大会に出場していない。
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