28日、裁判所によるとソウル高裁行政4部は、先ごろ証券先物委員会が裁判所の行政制裁執行停止処分を不服とし抗告した件で、サムスンバイオ側を勝訴とする1審の判断を維持した。
証券先物委員会は昨年11月、サムスンバイオが故意の粉飾会計を犯したと結論を出した。合弁会社バイオジェンが保有するサムスン・バイオエピスに対するコールオプション(一定のレート又は価格で取引する権利)事実を故意に公示し、漏えいしたと判断。同委員会は1次で、サムスンバイオの最高財務責任者の解任を勧告し、監査人の指定および検察告発処分を下した。
サムスン電子は「会計処理に問題はなかった」とし、証券先物委員会の処分に反発。是正要求など、取り消し請求訴訟を提起した。加えて、この訴訟の判決が出る日まで、行政処分の効力停止を求める執行停止を申請していた。
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