ソウル市内の大型スーパーに掲出された案内文(資料写真)=(聯合ニュース)
ソウル市内の大型スーパーに掲出された案内文(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国環境部は1日から、使い捨てレジ袋を配布して摘発された全国の大型スーパー、百貨店などに対し過料を科す。

 1月1日から施行された「資源の節約とリサイクル促進に関する法律施行規則」に伴う措置で、同部は先月末まで3か月間の周知期間を設けたのに続き、今月から取り締まりを開始する。

 全国の大規模店舗(大型スーパー)約2000か所、売り場面積165平方メートル以上のスーパーマーケット約1万1000か所、百貨店、複合商店街(ショッピングモール)などを点検し、違反回数によって最高300万ウォン(約29万円)の過料を科す。これらの店舗では使い捨てレジ袋の代わりにリサイクル可能なゴミ袋、買い物かご、紙袋などを使用しなければならない。

 ただ、鮮魚や肉、豆腐など水分がある商品やアイスクリームのように内容物が溶ける可能性のある商品、土のついた野菜などを入れるためのビニール袋は使用できる。

 環境部は今回の措置により、年間計22億2800万枚の使い捨てレジ袋の使用を削減できると予想している。


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