(左から)都氏、バッハ氏、金氏=15日、ローザンヌ(聯合ニュース)
(左から)都氏、バッハ氏、金氏=15日、ローザンヌ(聯合ニュース)
【ローザンヌ聯合ニュース】韓国と北朝鮮、国際オリンピック委員会(IOC)は2020年の東京五輪に4競技で南北合同チームを結成して出場することで合意した。 韓国の都鍾煥(ト・ジョンファン)文化体育観光部長官、北朝鮮の金日国(キム・イルグク)体育相、IOCのバッハ会長は15日(日本時間)、スイス・ローザンヌのIOC本部で会談し、女子バスケットボール、女子ホッケー、ボート、柔道の4競技で南北合同チームを結成し、東京五輪に出場することで最終合意に至った。 南北が合同チームを結成して五輪に出場するのは2018年の平昌冬季五輪に続き、2回目。 昨夏のジャカルタ・アジア大会では女子バスケットボール、カヌー、ボートの3競技で合同チームを結成したが、東京五輪はそれを上回る規模となる。 五輪の出場枠を確保するため、予選段階から南北合同チームで出場する必要があり、南北は合同練習を早期に開始する見通しだ。 女子バスケットボールは昨夏のジャカルタ・アジア大会に続き2回目の南北合同チーム結成となる。同大会では銀メダルを獲得した。 女子ホッケーは予選に備え、早ければ4月にも中部・忠清北道の鎮川国家代表選手村で南北合同練習を実施する計画だ。 柔道は昨年9月の世界選手権の男女混合団体に合同チームで参加し銅メダルを獲得した。
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