サムスン電子、欧州就職準備生“希望職場”27位…アジア最高

サムスン電子がドイツ、英国、フランス、イタリアなど欧州主要国の大学生らが通いたい「希望職場」調査でアジア企業では唯一20位圏に名を連ねた。

　25日、業界によるとスウェーデンに本社を置くHR（人材支援）コンサルティング専門企業「Universum」が最近公開した「Europe's Most Attractive Employers 2018」のリストでサムスン電子は経営学専攻部門27位を獲得した。

　昨年32位より5ランクアップしたもので、エアバス（30位）、クレディ・スイス（37位）、Allianz（38位）などのグローバル企業を抑えた。

　今回の調査はUniversumが欧州でGDP基準上位12か国の経営学、工学（エンジニアリング・IT）専攻の大学生を対象にアンケート調査を行った。ドイツ、英国、フランス、イタリア、ロシア、スペイン、オランダなどから約19万2000人の学生がアンケート調査に参加した。

なお、サムスン電子は欧州と米国を除くアジア・太平洋、アフリカ、中東など他の地域に本社を置く企業の中では最も高い順位を占めた。サムスン電子を除き、50位内に名を連ねたアジアの企業は経営学と工学部門で言及されたソニー（36、32位）と工学部門の中国・Huawei（41位）だけだ。