「HOTSHOT」(C)ARGS /12/22(土)1部 Zepp Tokyo公演時
「HOTSHOT」(C)ARGS /12/22(土)1部 Zepp Tokyo公演時
2014年に韓国デビュー、2016年には日本デビューを果たしている「HOTSHOT」が、12月22日(土)東京・Zepp Tokyo、24日(月)大阪・堂島堂島リバーフォーラムにて、2年半ぶりとなる日本単独イベント「2018 HOTSHOT 2nd FANMEETING “HOTSHOT Theater” IN JAPAN」を開催した。

HOTSHOT の最新ニュースまとめ

 「PRODUCE101 シーズン2」に出演後、ファンの声によって誕生したグループ「JBJ」のメンバーとして活動したノ・テヒョン。KBSの「THE UNIT」に出演し、注目を集めたキム・ティモテオ、最終デビューメンバーに選抜され「UNB」として活動したコ・ホジョンなどと、出演する番組ではそれぞれがポテンシャルの高さを示し、実力と存在感を見せ、「HOTSHOT」という名を印象付けたメンバーたち。

 現在「Wanna One」として活躍するハ・ソンウンを待つ中、ことし11月には2ndミニアルバム「Early Flowering」をリリースし、リーダーのチェ・ジュンヒョクが制作に参加したタイトル曲「I Hate You」で活動。来年に予定されている6人そろった完全体でのカムバックにも注目が集まっている。

 東京公演2部では、黒のジャケットスタイルのメンバーたちが、イントロとともにステージに姿を現すと、会場はたちまちヒートアップ。「Better」では、スタイリッシュで大人な雰囲気を漂わせ、「I Hate You」では切なさが込み上げるパフォーマンスで釘付けにした。

 揃ってあいさつを済ますと、「キューティーリーダー、ジュンヒョクです~」と笑顔のチェ・ジュンヒョク、後ろを向きカッコよく振り返ったキム・ティモテオは「モテモテ、ティモテオです」と一言。「久しぶりでーす!みんな~」とノ・テヒョンが呼びかけると、ファンはそろって「り!」と返事し、「元気にしてますか?僕はプリンスのホジョンです!」、「こんばんは!セクシー、ユン・サンです!」と個性豊かな自己紹介が続いた。

 今回のファンミーティングでは、開催前にティーザー画像が公開されたが、それぞれコンセプトとする職業があるとし、キム・ティモテオは音楽家、ノ・テヒョンは陶芸作家、コ・ホジョンは写真作家だと説明。画家だというユン・サンは「理由はみなさんと絵を完成させていきたいからです!」とファンを喜ばせ、小説家のチェ・ジュンヒョクは「ファンのことを考えながら描こうと思ったのですが、単語は一つしか書けませんでした。それはまさに…愛」とキメるも、恥ずかしそうにしゃがみこんだ。

 最初のコーナーでは、キーワードトークを展開。2ndミニアルバム「Early Flowering」について、ノ・テヒョンが収録曲「Better」、「Paradise」の振り付けを担当したと言うと、キム・ティモテオが満足度は「100万%!」、ユン・サンは「1億5000万!」と称し、大絶賛。メンバーからの愛ある評価に、ノ・テヒョンは「みんなの愛を食ってますよ」と、アニメで覚えたであろう口調でクールに日本語を放って笑わせた。

 “Home”というキーワードに、すぐさま「『HOTSHOT』のHomeは『ハップル』(=「HOTSHOT」のファン)!」と言ったのはユン・サン。最近宿舎が変わり一緒に暮らしているというメンバーたちだが、末っ子のコ・ホジョンから見て「自分が女の子だったら結婚したいメンバー」を選ぶことになると、「魅力タイム!」とのコ・ホジョンの声でアピールタイムがスタート。

 歌い出すノ・テヒョンに、愛嬌をふりまくチェ・ジュンヒョク、ダンスするキム・ティモテオと、それぞれ自由にアピールし、ユン・サンは最後の最後まで歌ってアピールを続けた。

 そしてコ・ホジョンは「最後に『UNB』の曲を情熱的に歌ってくれたので選びました!」とユン・サンを選択。選ばれて「気持ちが良いです」とユン・サンも笑顔を見せた。

 キーワード“Sexy&Cute”では、太ももなぞってセクシーさを見せるチェ・ジュンヒョク、手で丸を作り、かじってハートを作る“ケルムハート”でキュートさを見せるユン・サン、「やっ!」と気合いを入れるようなポーズで可愛らしさを滲ませるノ・テヒョン、ジャケットをはだけさせてセクシーダンスをしたと思ったらハートを作るコ・ホジョンにキム・ティモテオと、それぞれギャップのある姿でファンの歓声を浴びた。

 続いてのゲームコーナーでは、曲名を当てるジェスチャーゲームや、有名人やキャラクターの写真で早押しクイズ、「HOTSHOT」の曲でのラントロクイズに挑戦。曲のどの部分が流れるのか分からないラントロクイズでは、メンバーたちも苦戦する場面があったが、正解を当てると全力のダンスを見せたりと大盛り上がり。真剣勝負でゲームに挑んだメンバーたちは、ご褒美としてファンとの触れ合いタイムが与えられ、ステージから降りてファンとハイタッチをしたりなど、交流の時間を持った。

 「Body Talks」で、リズミカルで余裕感のあるパフォーマンスを披露すると、ソロステージへ突入。チェ・ジュンヒョクは、バラード曲「Me After You」で、伸びやかな歌声を会場に響かせ、キム・ティモテオは「Slate」にのせ、ダイナミックでセクシーなダンスで会場を沸かした。

 コ・ホジョンは「There‘s nothing holding me back」を歌いあげると、均整のとれた身体を露わにし、男らしいダンスでファンを興奮させ、「When I love ya」では、ユン・サンのメロディアスなラップとチェ・ジュンヒョクの歌声との調和で魅了した。ノ・テヒョンは「Handclap」でキレ味抜群のダンスで熱気を高めたかと思えば、「もっとカッコイイ舞台やりましょう」と、スタンドマイクを使って「空の星」を歌い、ムードのある歌声で会場を包み込んだ。

 またソロステージの合間には、質問トークコーナーが行われた。アニメ好きで知られるノ・テヒョンが最近見ているアニメを問われると「ないです。最近アニメやめたんです」と回答。会場からは「ウソだ~」と声が上がるも、「アニメ好きだけど、大人になったからアニメとは別の趣味があります。それは秘密です」とのこと。

 秘密の趣味は「ハップル」だと明かそうとすると、ファンに先に言われてしまうという一幕もあったものの、ファン想いな一面を感じさせた。愛嬌を要望されると、「みなさん愛してるー」と高い声で言うコ・ホジョン。

 それを見ていたノ・テヒョンは、「気になってたんですけど、なんでメンバーたちは、愛嬌する時に声が高くなるんですか?それは初心者だ!」と持論を持ちかけ、「ドゥディドゥディ、コンドゥディ!」とお手本を披露。

 ノ・テヒョンに対抗するように、ユン・サンは低くこもった声で「愛してる~」と言い、笑いを誘った。「他のメンバーになれるとしたら?」という質問に、「僕は、ヒョニ(ノ・テヒョン)!本当に可愛いです」と答えるチェ・ジュンヒョク。キム・ティモテオも「僕も…ヒョニ?」と言うと、スタンバイ中のノ・テヒョンが舞台袖から顔を覗かせた。
再び5人そろって、「Jelly」のステージでは、ファンの掛け声も響く中、セクシーな魅力を振り撒いた。

 イベントも終盤となると、ユン・サンは「これは終わりじゃなくて始まりです。これからたくさんイベントをするから期待してください!」と、コ・ホジョンは「特別にみなさんに手紙を書きました」と言うと、タオルを手紙に見立てて「愛する『ハップル』。愛して、愛して、愛してます。みなさんがいるから、僕たちがいます。今日はとても楽しかったです。愛してます」と気持ちを伝えた。

 ノ・テヒョンは、「本当に久しぶりに、日本の『ハップル』のみなさんに会いに来ました。個人の活動を見て好きになって、今回『HOTSHOT』を見にきてくれた方もいると思いますが、本当にありがたく思います。これからいっぱい会いに来ます。期待して、愛してください」と日本語で話し、キム・ティモテオは「『ハップル』に会えて幸せです。たくさんの方が来てくれましたが、楽しんでくれてありがとうございます。最後のステージも一生懸命頑張りたいと思います。来てくれてホンマにありがとう!」と身振り手振りしながらコメント。

 ラストの「Paradise」では、手を左右に振り一体感を生み出した。

 アンコールの「Print」では、メンバーたちは客席を周り、近い距離でファンとの交流を楽しみながら歌い上げた。最後にチェ・ジュンヒョクは「みなさんのおかげで良い思い出がつくれました。ありがとうございます」と感謝。

 BGMで流れる「I Hate You」をファンが合唱したりと、会場は温かい雰囲気に包まれ、「ありがとうございます~」、「あいしてる~」とメンバーたちは言葉を残し、ステージを後にした。





【取材公演概要】
タイトル:2018 HOTSHOT 2nd FANMEETING 「HOTSHOT Theater」IN JAPAN
日時:2018年12月22日(土) 【2部】18:00開場/19:00開演
会場:Zepp Tokyo(東京都)
主催:アーガスプロダクション
協力:StarCrew Ent


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