韓国最高裁、元徴用工訴訟で三菱重工業に損害賠償命令…8000万ウォン(約800万円)ずつ
韓国最高裁、元徴用工訴訟で三菱重工業に損害賠償命令…8000万ウォン(約800万円)ずつ
日本統治時代の元徴用工が三菱重工業に損害賠償を求めた訴訟の上告審で、韓国最高裁(大法院)は、賠償支払いを命じる判決を言い渡した。

 大法院2部(主審パク・サンオク大法官)は29日、故パク・チャンファン氏ら元徴用工とその家族23人が三菱重工業を相手に提起した損害賠償請求訴訟で、8000万ウォン(約800万円)ずつの賠償支払いを宣告した原審を確定した。

 先月には新日本製鉄(現新日鉄住金)が元徴用工に1億ウォン(約1000万円)を支払う判決が下され、三菱重工業にも同様の判決が宣告されるものと見られていた。

 ただし、こうして大法院が三菱重工業の賠償責任も認定したことで、日韓間の外交的摩擦は避けられないものと見られる。


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