外交部(資料社員)=(聯合ニュース)
外交部(資料社員)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は15日、日本の河野太郎外相が、新日鉄住金に強制徴用被害者への賠償を命じた韓国大法院(最高裁)の判決を非難する発言を繰り返したことについて「失望を禁じえない」との報道官声明を発表した。 外交部は声明で「政府は大法院の判決を受け、2度にわたる立場表明を通じ、司法判断を尊重することが民主主義の根幹であることを明確にし、諸般の要素を総合的に考慮し、対応策を講じることを明らかにした」と強調した。 「日本政府の指導者に対し、今回の判決により韓日関係の未来志向的な発展に障害が生じないよう、複数のルートを通じ賢明な対処を要請した」とした上で、過激な発言は問題解決に全く役に立たないと指摘した。 また、「政府は未来志向的な韓日関係の発展に向け努力を続けるとの立場に変わりはない」としながら、日本政府に対し正しい対応を促した。 李洛淵(イ・ナクヨン)首相は大法院の判決が下された先月30日と今月7日に、諸般の要素を総合的に判断しながら対応策を設けるとの立場を発表した。7日の発表では、判決に対する日本の政治家の過激な発言に懸念を示したが、河野外相は両国関係の法的基盤を根本から覆すものだと述べるなど、過激な表現で非難を続けている。
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