粒子状物質で白くかすむソウル市内(資料写真)=(聯合ニュース)
粒子状物質で白くかすむソウル市内(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北東アジア地域の環境協力の取り組みである「北東アジア環境協力プログラム(NEASPEC)」の高級事務レベル会合が25、26両日に中国・北京で開催され、参加国は粒子状物質(PM)などによる大気汚染の低減に向けた共同協力体制「北東アジアクリーン・エア・パートナーシップ(NEACAP)」を正式に発足させることで合意した。韓国外交部が伝えた。 NEASPECは黄砂や大気汚染、海洋環境など環境分野の協力を目指し、1993年に韓国政府の提唱で発足した。韓国と中国、日本、ロシア、モンゴル、北朝鮮が参加している。今回の会合には、これらの国の代表と国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)などの国際機関関係者の計約30人が出席した。 会合ではNEACAPについて、政策決定者と科学技術専門家の間のネットワークを形成して大気汚染物質に関する研究結果を共有し、技術・政策的対応策を講じてこれを実際の政策立案に結び付けるためのプラットフォームとして設計することにした。 参加国は▼自然の保全▼海洋保護区域ネットワーク▼低炭素都市▼砂漠化と土地荒廃化の防止――などNEASPECで取り組む協力事業を検討し、今後の環境協力策も積極的に議論した。
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