「JBJ95」
「JBJ95」
10月30日にボーイズグループ「JBJ95」としてデビューすることが決まっているKENTA(ケンタ)とSANGGYUN(サンギュン)が、10月20日(土)東京・豊洲PITにて、「裸足のディーバ」ドラマファンミーティングを行った。

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 ケンタとサンギュンがW主演を務めることで、キャスティング段階から話題を集めていたドラマ「裸足のディーバ」。韓国での本放送時には、ポータルサイトリアルタイム検索語1位に上がり、ケンタ&サンギュンも参加しているドラマOSTアルバムは、HANTEOチャート1位に浮上したりと、多くの関心が寄せられた。

 ドラマは、音楽で成功することを夢見る青年と、夢を果たせずに若くして亡くなった女性の霊が織りなすファンタジックラブコメディー。
演技初挑戦ながらも見事に演じきった2人は、ドラマトークも交えながら、様々なコーナーで、ファンとの楽しい時間を過ごした。

 イベントは、ドラマの生芝居コントからスタート。サンギュンは韓国語、ケンタは日本語でセリフを言っていくが、ケンタのセリフに対しサンギュンが日本語で「はい」と応えたり、ケンタは「引っ越して、すぐ女連れ込みやがってお前は。す~ぐ、す~~~ぐ!」と面白く言い回したりと、アドリブを交えた演技で、会場を笑わせた。

 生演技を終えて、「聞き取れました?この間の大阪で聞き取れないという声がすごく多くて、日本語の発音良くしてみたんですよ!大丈夫でした?」と心配するケンタと、「本当にうれしいし、楽しかったです!ケンタさんのアドリブも反応良かったですよね!」と笑顔を見せるサンギュン。

 近況と問われると、「JBJ95」のデビュー準備に励んでいたと報告。デビューに向けて髪色も変わった2人だが、サンギュンは自らを「何をしてもカッコイイです」と褒め、「昨日もイケメン!今日もイケメン!」とケンタから教わったという日本語キャッチフレーズを披露した。

 ドラマでの役どころを問われると、ケンタは役を説明するのが夢のひとつだったとし、脚を組みクールな俳優オーラを出しながら、「今回は、日本人の役ということで、ところどころに日本語のセリフもありました。歳は20歳、名前はタカダハルキ。苗字がまさかの一緒っていうね。そんな感じでやらせていただきました」と説明し、笑いを誘った。サンギュンは、「大学のバンドリーダーで、ケンタの友人のジュンギョンという役です。初めはカリスマ性があってクールに見えるけど、恋によって、だんだんと可愛い愛嬌を見せるように変わっていく役でした」と紹介。

 ドラマでは幽霊が出てくるが、実際にも幽霊を見たことがあるというケンタ。それも1回ではなく、3回くらいとのこと。「僕、実家が団地なんですよ、群馬の集合住宅。集合住宅だから、チラシとかが貼られている場所があるんですよ、掲示板が!そこを車で通った時に、掲示板の横に白い服で前髪長い貞子みたいな人がいたんですよ!そして通り過ぎた後もう一度見てみたら、いなくなってたんです!だから幽霊は信じてます」と、幼い頃にあった怖い話を聞かせた。ケンタとは反対に、幽霊を信じないというサンギュンは、「数日前のことです。部屋にいる時、ベットに仰向けに横たわっていたら、目の前に人の頭が見えたんです」と、怖い話をし始めたと思ったら、「起き上がって見てみたら、犬2匹でした」と正体はぬいぐるみだったという緩いオチで会場を和ませた。

 また、憧れのプロポーズのシチュエーションを聞かれると、サンギュンは立ち上がり実演。ケンタを相手にみたてると、「ケンちゃん」と言い近づいていき、突然キスをするふり。プロポーズと言えるのか分からないが、可愛らしい愛情表現を見せた。ケンタは、「ディズニーのシンデレラ城の前で、跪いて、『結婚してください』」とシチュエーションを説明しながらやってみせた。相手役のサンギュンには「ダメよ!」と断られる結果だったものの、ロマンチストな一面をのぞかせた。

 「夢を叶えるために、何かを諦めたり、悩んだことは?」との質問に、ケンタは「僕は思い立ったらすぐ行動するので、葛藤したりすることはありませんでした。韓国に行く時もそうでした。韓国行く前に日本で活動していたので、日本での活動は諦めたという形になったけど、諦めるというよりはプラスに考えていました」とポジティブな回答。サンギュンは「アルバムの準備をしている時に、諦めることが多いです。ダンス練習のために寝る時間を諦めたり、写真を撮らないといけないから、写りを良くするためにご飯を諦めたりします。元々よく食べるので、ご飯を食べられない時間はつらいです」と、苦労を語った。

 ドラマでは主演を務めた2人だが、演技に挑戦してみてサンギュンは、「セリフが長いので、覚えることが多かったです。現場の待ち時間なども、歌手活動とは違う点でした」と歌手活動との違いを、ケンタは「全部が新鮮でした。演技に興味があったので良い経験でしたし、監督さんたちがその都度教えてくれたので、一つ一つが楽しかったです。でもそれが難しい点でもありました」と話した。

 憧れの俳優はいないという2人だが、ケンタは「坂口健太郎さん。ハングルでもSNSで"ケンタ"って打つと絶対"ケンタロウ"って出てくるんですよ。坂口健太郎さん韓国でもすごい人気なんです!僕も日本でも韓国でも人気になりたいです。名前もちょっと似てますしね(笑)」と気になる俳優を明かした。

 自分演技を見てみて演技のばらつきがあると感じたというサンギュンは、「初めての演技だったので、集中できていたり、不自然だったり、回ごとに演技のばらつきが多いです。そこが見どころだと思います」と視聴ポイントを教えた。

 続いての質問コーナーでは、抽選で選ばれたファンがステージに上がり、2人に直接質問。ケンタが、地元の群馬県高崎でのおすすめの店を聞かれると、以前アルバイトをしていた店だという「アルコバレーノ」というパスタ屋を紹介。作詞をするサンギュンは、歌を作るときに必ず必要なアイテムについて、「コーヒーは必ず飲みます。歌詞を書く時、時間がかかるので時間も必要。iPhoneのメモも」と必須アイテムを明かした。

 空港ファッションがオシャレなケンタは、コーディネートは自分で考えているのかと問われると、「はい!今日来ていた服は、1年前に買った服で、いつか着ようと思って準備していた服です。空港や外に出る時の服は、自分で考えるようにしています。好きなんです、服が」と答え、感心させた。香水が好きだというサンギュンは、ファンから香水をプレゼントされることも多く、毎日違う香りをつけているとのこと。「今日のは、なんとかアイランドだったかな?」と言うと、ファンに近づき、自分の服をパタパタし、匂いを撒き散らすサービスまでし、ファンを喜ばせた。

 ドラマ名場面紹介では、サンギュンは物語のクライマックスである自身の泣きのシーン、ケンタは、ストーリーの要となるサンギュンとの真剣な会話のシーンを上げた。それぞれ撮影に時間がかかったり、大変だったシーンなだけに、記憶にも残っているのだと振り返った。

 演技再現コーナーでは、抽選で選ばれたファン1人とケンタとサンギュンがドラマのワンシーンに挑戦。再現するのは、酔っ払った女子バンドメンバーのセジョンを、ケンタとサンギュンが両脇で支えながら歩かせるシーン。緊張しているファンに「僕がリードするので」とサンギュンが心強い言葉を贈ったりと、頼もしい姿で演技をしてみせた。

 また、ケンタがヒロイン役に挑戦し、サンギュンとのラブラインも熱演。サンギュンに膝枕されるケンタは、キスを待つように唇突き出すと、サンギュンは顔を近づけてギリギリまで接近。会場には悲鳴のような歓声が鳴り響き、2人の演技にファンは大興奮となった。

 衣装を替え、再び登場したケンタとサンギュンは、「JBJ」の「プルルケ(Call Your Name)」で歌のステージ。ファンを見渡しながら穏やかに歌い上げ、掛け声を促したりと、雰囲気を高めた。歌唱中にはファンの手紙を紙飛行機にして飛ばすイベントも行われ、その光景を見て笑顔を浮かべるケンタとサンギュン。歌い終わるとステージまで届かなかった紙飛行機を、客席まで拾いに行き、たくさんの紙飛行機を抱えて大切そうにステージに戻っていった。書かれた手紙を読みなら、感謝の気持ちを表すと、「後で全部読みます!」とうれしい言葉を放った。手紙のお礼に、2人はサインボール、そしてフォトタイムまでプレゼント。

 最後に1人ずつ、「僕たちのドラマも、僕たちのことも愛してくださって、本当にありがとうございます。アルバムが出たら、きっと日本に来ることになりますので、楽しみにしていてください。アルバムが出るまでの約10日間ですが、僕たちの初アルバムですので、みなさん宣伝よろしくお願いします。楽しみにしていてください!」(サンギュン)、「『JBJ95』としてステージに立てることを、本当にうれしく思います。デビューアルバム『HOME』は、みなさんへの感謝の気持ちを込めたアルバムになっていますので、残りの10日間、楽しみに待っていてくれたら、うれしいです。かっこいいステージをお見せできるように頑張りますので、期待してください。また日本に帰ってきますね!今日はありがとうございました!」(ケンタ)と気持ちを伝えると、ドラマ主題歌の「Picture」が始まった。スタンドマイクを使い、スタイリッシュに歌い、かっこいいステージを届けた。

 仲良くハートポーズをとりながら、記念撮影を終えると、最後まで笑顔でファンに手を振り、ステージを後にした。終演後にはハイタッチ会や特典会で、交流を深めたケンタ&サンギュン。歌手としてだけでなく俳優としても実力を伸ばしていく2人の、幅広い活躍に期待したい。

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