帰国するためデンマークを出発した文大統領(右)=20日、コペンハーゲン(聯合ニュース)
帰国するためデンマークを出発した文大統領(右)=20日、コペンハーゲン(聯合ニュース)
【城南聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は21日、9日間の欧州歴訪日程を終え、京畿道・城南のソウル空港(軍用空港)から帰国した。 文大統領はフランス、イタリア、ローマ法王庁(バチカン)、ベルギー、デンマークを訪れた。今回の歴訪では手詰まり状態にあった朝鮮半島の非核化問題を南北・朝米(米朝)首脳会談を通じ進展させたことを説明し、これに対する欧州の支持を取り付けることに重点を置いた。 特に、法王フランシスコとの会談では北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)からの平壌招請を伝え、事実上訪朝受諾の意向を確認。朝鮮半島の平和定着構想に弾みをつけたとの評価を受ける。 国連安全保障理事会の常任理事国であるフランスのマクロン大統領、英国のメイ首相との首脳会談では北朝鮮への制裁緩和につてい話し合った。
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