握手を交わす韓米日の国防相。右から鄭景斗氏、マティス氏、岩屋毅防衛相(国防部提供)=19日、ソウル(聯合ニュース)
握手を交わす韓米日の国防相。右から鄭景斗氏、マティス氏、岩屋毅防衛相(国防部提供)=19日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官と米国のマティス国防長官は19日、シンガポールで会談し、韓国と北朝鮮が締結した「板門店宣言の履行に向けた軍事分野合意書」を履行するため、韓米が緊密に意思疎通し協力を続けていくことで一致した。韓国国防部が明らかにした。 会談は19~20日にシンガポールで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)の拡大国防相会議(ADMMプラス)に合わせて行われた。両氏は朝鮮半島の非核化と平和定着のための韓米協力や韓米同盟の主な懸案などについて協議したという。 国防部は「両長官は軍事分野合意書の効果的な履行のために両国の緊密な意思疎通と協力を維持し、履行過程で堅固な合同防衛態勢が維持されるように協力することにした」と強調した。 また両氏は米軍から韓国軍への有事作戦統制権の移管について、昨年両国の首脳が条件に基づき、早期に推進することで合意して以降、多様な分野で重要な進展があったことを確認し、移管に必要な条件を早期に具備することができるよう緊密に協力していくことにした。 国防部によると、両氏は9月に北朝鮮・平壌で行われた南北首脳会談が成功したことを評価。朝鮮半島の完全な非核化を最終的かつ完全に検証可能な方法で達成し、朝鮮半島に恒久的な平和を定着させるという共通の目標に向けた外交的努力を後押しできるよう、国防当局間の協力を強化していくことにした。
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