7日(韓国時間)、韓国歌手としては初めて、米国スタジアム公演を開催した「防弾少年団」。(提供:OSEN)
7日(韓国時間)、韓国歌手としては初めて、米国スタジアム公演を開催した「防弾少年団」。(提供:OSEN)
最初から最後まで、「防弾少年団」とニューヨークは一体だった。7日(韓国時間)、韓国歌手としては初めて、米国スタジアム公演を開催した「防弾少年団」のニューヨーク・シティ・フィールド公演は熱気で包まれた。

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 公演開始。RMが流暢な英語でオープニングあいさつを伝えた。「みんな叫べ!こんにちは。『防弾少年団』です。シティ・フィールドへようこそ」。RMのあいさつに客席は一瞬でパーティーモードに突入した。続いてV、SUGA、JIN、ジョングク、JIMIN、J-HOPEが順番にマイクを握った。自分が好きなメンバーが登場するたびに、競争でもするかのようにARMY(「防弾少年団」のファン)の歓声が上がり、アイドルグループファンの妙な心理を表した現場だった。

 最初のステージは、最近発売したリパッケージアルバム「LOVE YOURSELF 結 'Answer'」のタイトル曲「IDOL」。新曲のステージをコンサートの1曲目に選曲し、ファンの熱い歓声を導いた。ニューヨークファンには、初めてステージで新曲を公開する場でもあるだけに、意味が格別な公演だった。

 「IDOL」のステージは、アップグレードされたパフォーマンスが目を引いた。キレのある彼ら特有の息の合ったダンスに、ノリノリのパワーを加えた。メンバーたちの個性や魅力を生かした独特なパフォーマンスだった。特に、数十人のダンサーと共に作るパフォーマンスは幻想的な絵を完成させた。

 メンバーたちは新曲「IDOL」で公演の幕を開けると、会場の雰囲気を高め、ファンは大合唱やウェーブでメンバーたちの気分を乗せた。「Boyz with Fun」、「進撃の防弾」、「FIRE」、「BAEPSAE」、「DOPE」の中間順序。曲名と実写が交わるステージで、「防弾少年団」はいまや完熟の境地に達した感じだった。

 「防弾少年団」は今回のツアーを通じて、新曲のステージを初公開するのはもちろん、アルバムに収録されたメンバーたちのソロ曲ステージで、7人7様の魅力をアピール。「Trivia 起 : Just Dance」(J-HOPE)、「Trivia 承 : Love」(RM)、「Trivia 轉 : Seesaw」(SUGA)、「Euphoria」(ジョングク)、「Serendipity」(JIMIN)、「Singularity」(V)、「Epiphany」(JIN)までそれぞれ異なる魅力とカラーで魅せるステージは、完全体とはまた違う魅力を届けるのに十分だった。

 2時間30分の本公演が終わると、ファンの名残惜しさをなだめるアンコールステージが続いた。メンバーらの「皆さん、愛してます」という別れのあいさつが、ARMYの胸に響いていた。

 「防弾少年団」の今回のワールドツアーはソウル公演を皮切りに米国・ロサンゼルス、オークランド、フォートワース、ニューアーク、シカゴ、ニューヨーク、カナダ・ハミルトン、英国ロンドン、オランダ・アムステルダム、ドイツ・ベルリン、フランス・パリ、日本・東京、大阪、名古屋、福岡など16都市33公演が開催され、79万席規模の公演となる。
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