釜山港国際旅客ターミナル(資料写真)=(聯合ニュース)
釜山港国際旅客ターミナル(資料写真)=(聯合ニュース)
【釜山聯合ニュース】韓国南部・釜山の釜山港国際旅客ターミナルでセキュリティーフェンスを越えた20代の日本人男性が取り押さえられ、出入国業務を担当する釜山出入国・外国人庁に引き渡された。釜山港保安公社が29日、発表した。 男性はこの日午前11時ごろ、ターミナル2階テラスからセキュリティーフェンスを乗り越え、国際埠頭(ふとう)の内側に入ろうとしているところを保安公社関係者に取り押さえられた。 男性はパスポートや乗船確認書を所持していた。フェンスを越える際にけがをし、近隣の病院で治療を受けた。 調査の結果、男性は6月20日に医療目的で日本から韓国に入国したことが確認された。釜山港国際旅客ターミナルからフェリーを利用して下関に行くために乗船確認書を作成し、その後フェンスを乗り越えたことが分かった。  釜山出入国・外国人庁はを詳しい動機を調べている。同庁関係者によると、男性は日本に行こうとしていたとみられるが意味不明な発言を繰り返し、まともに返答しないため、フェンスを越えた正確な理由は把握できていない。理由を把握した後、処分を決める方針という。
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