11日、ソウル・オリンピック公園ハンドボール競技場で、ジコのコンサート「ZICO KING OF THE ZUNGLE」が開催された。(提供:OSEN)
11日、ソウル・オリンピック公園ハンドボール競技場で、ジコのコンサート「ZICO KING OF THE ZUNGLE」が開催された。(提供:OSEN)
ジコ(Block B)の実力はさすが、ゲストは史上最大級、観客の反応は最高だった。

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 11日、ソウル・オリンピック公園ハンドボール競技場で、ジコのコンサート「ZICO KING OF THE ZUNGLE」が開催された。

 開演予定時間から5分ほど過ぎた頃、幕が上がった。強烈な祝砲の中、「ジャングルの王」であることを叫びながら登場したジコは「TOUGH COOKIE」、「VENI VIDI VICI」、「Turtle Ship」、「Well Done」、「BEHIND THE SCENE」、「Artist」など6曲を相次いで披露し、一瞬にして数千人の観客を熱狂させた。

 「僕のあいさつが恋しかった?」と話し始めたジコは「たくさんの方々を前にして、単独で何かをするのは初めて」と一字型のステージを行き来しながらあいさつをした。ジコは「コンサートの経験が1、2回ではないので、緊張しないと思っていたけれど、ソロコンサートは違う。皆さんが僕を見ることじゃないか。だから不思議だった。こういう特別な気分を満喫できてうれしい」と話した。

 今回の公演名「KING OF THE ZUNGLE」に関連し、ジコは「僕は自分が作った音楽で構成された生態系の中で、最高の捕食者だと思う。それで、“自分の世界を作っていく”という気持ちで音楽を作ってきた。でも、これは僕が呼吸できる空気、自然があるため可能なことだった。その空気と自然は、僕の音楽を聴いてくれる皆さん」と話し、ファンに感謝の気持ちを伝えた。

 この日の公演には、最近音源チャート1位になったジコの新曲「SOULMATE」でコラボしたIUがゲストとして出演した。ジコは「真心をこめて作った曲。気に入ってくださり、ありがとう」と話した後、IUをステージ上に招き、一緒に同曲を熱唱した。

 ステージを終えた後、IUは「少し早く到着して、公演を見たけれど、本当によかった。初単独コンサートからこんなに上手くできるなんて、本当にすごい。『SOULMATE』を一緒に歌いながら、ジコの音楽に対する情熱がすごいということを感じた。たくさん刺激をくれたミュージシャンとして記憶されると思う」とジコを絶賛した後、「Through the Night」、「Good Day」を歌い、コンサートをさらに美しく彩った。

 その後、「I Am You, You Are Me」、「Pride and Prejudice」、「She's a Baby」でロマンチックな雰囲気のステージ、「Eureka」、「HER」、「I LUV IT」、「Okey Dokey」、「ANTI」などジコを代表する軽快で深みのある音楽がステージを満たした。そのほかにも、「Day」、「BERMUDA TRIANGLE」、「言えよ Yes or No」、「Boys and Girls」、「I'm still fly」までヒット曲のステージが続いた。

 会場の前にステージを設置せず、会場の中央を横切る一字型のステージも特筆すべき点だった。会場の前後に、DJやバンドをおき、長い一字型のステージを行き来しながら、ラップを披露する形式も見る面白さを加えた。

 このようにジコは全22曲のセットリストで、約2時間の公演を歓声で染めた。ファンもジコに応えるように、合唱や歓声でコンサートをさらに熱気あふれるものにした。ジコは「音楽は僕が感じたインスピレーションを日記のように置き換えた記録だと思う。そのとき書いておいた歌詞を見ると、以前の記憶が蘇る。だから、音楽をする間は永遠に老けないと思う」と音楽への情熱をあらわにし、ステージを終えた。

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