巨額の賭博資金を借りて返すことができず、詐欺容疑で告訴された韓国歌手シュー(36、S.E.S.)の弁護人が、シューの現在の状況を伝えた。(提供:OSEN)
巨額の賭博資金を借りて返すことができず、詐欺容疑で告訴された韓国歌手シュー(36、S.E.S.)の弁護人が、シューの現在の状況を伝えた。(提供:OSEN)
巨額の賭博資金を借りて返すことができず、詐欺容疑で告訴された韓国歌手シュー(36、S.E.S.)の弁護人が、シューの現在の状況を伝えた。

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 今月3日、シューが賭博資金の詐欺容疑で告訴されたことが伝えられた。告訴人のうちの1人は、シューがことし6月初めにソウル市内のパラダイスカジノ・ウォーカーヒルで、賭博資金名目で小切手3億5000万ウォン(約3500万円)を借りて、今まで返していないと主張した。また他の告訴人もシューが、同じ月に2億5000万ウォン(約2500万円)を借りて返していないと告訴理由を明らかにした。

 また今月6日、あるメディアは、カジノ業界従事者の言葉として「昨年の冬に永宗(ヨンジョン)島のパラダイスシティーホテルの外国人専用カジノでシューを見た」と報じた。そのメディアによると、シューはプライベートルームにて一人でバカラをしていたという。またシューは一日中バカラをし、8000万ウォン(約800万円)以上を損失したと伝えられた。

 これに対して7日、シューの弁護を務める法務法人江南の弁護士イ・ジョンウォン氏は「シューが騒動を起こしたことを深く反省している。金額が大きく、カジノゲームが国民情緒に反することをよく知っているためだ」と述べた。

 過ちは認めたが、法的にはむしろシューが被害者だと説明した。イ氏は「シューの返済能力は十分だ。突然巨額を返せと言われたら、誰も資金を早く準備できないではないか。だから時間をかけて返済すると言ったにも関わらず、急に金を返せと迫った」と現在の状況を説明した。

 また「我々は(告訴人たちに)やられたものだと考えている。賭博資金を貸すこと自体が違法だ。賭博資金を提供してこれに高い利子で増やしていく方法でやられたのだ。恥をかかせながら、無理して告訴したようだ。シューは自分がどれほど金を損失したのか分かっていない」とし、「賭博の借金はそれ自体で違法で、返す必要がないにもかかわらず、シューはすでに数億ウォン(数千万円)を返した。しかし利子をつけて返せと迫ったのだ。納得いかないことが多い」と伝えた。

 さらにイ氏は、常習賭博の疑惑についても「カジノに出入りしている期間が集中している。最近、8000万ウォンという巨額を損失したという報道があったが、金額的にとんでもないことだ」とし、「もちろん賭博をしたことについては過ちだと反省しているが、法律的に問題になるかは、また別の話だ。永住権を持つ人がカジノに出入りすることは賭博罪が成立しない。だから常習賭博の疑惑自体が成立しないものだ」と強調した。

 最後に「説明が必要な部分においては、検察の調査で明らかにする」と説明。まだシューの検察での調査はおこなわれていない。

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