ダム決壊で被災した地域の様子(ラオス韓人会提供)=(聯合ニュース)
ダム決壊で被災した地域の様子(ラオス韓人会提供)=(聯合ニュース)
【シンガポール聯合ニュース】東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の外相会議に出席するためシンガポールを訪問している韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は1日午後、ラオスのサルムサイ外相と会談し、ラオス南東部のアッタプー県で建設中の水力発電用ダムが決壊した事故に関する支援策について協議した。 康長官は会談でお見舞いの言葉を繰り返した上で、韓国企業が関連しているため、韓国政府ができる限りの支援を行い、復旧にも協力するとの意向を明らかにした。 行方不明者が約120人に達していることから、外相会談は重い雰囲気の中進められたものの、サルムサイ外相は韓国政府と韓国国民の迅速な支援やお見舞いメッセージなどに感謝の意を伝えた。 アッタプー県では韓国(SK建設、韓国西部発電)、タイ、ラオスの合弁会社が建設中だった水力発電用ダムが先月23日に決壊し、数十人が死亡、多数の行方不明者が出ている。 韓国政府は、ダム決壊で被災した住民の医療支援のため、医療スタッフなど20人からなる緊急救援隊を現地に派遣した。また100万ドル(約1億1000万円)相当の支援を行う方針も決めた。
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