北東部・高城の南北出入事務所から訪朝する千海成次官(中央)=1日、高城(聯合ニュース)
北東部・高城の南北出入事務所から訪朝する千海成次官(中央)=1日、高城(聯合ニュース)
【高城聯合ニュース】韓国統一部の千海成(チョン・ヘソン)次官が1日午後、訪朝した。朝鮮戦争などで生き別れになった南北離散家族の再会行事が実施される予定の北朝鮮南東部・金剛山地域を訪れ、行事で使用する施設の改修・補修状況を点検し、50人余りの現場関係者らを激励する。 千氏は出発に当たり、記者団に「点検を基に、約20日後に控える離散家族再会行事の円滑な開催に最善を尽くしたい」と述べた。2008年から中断しており北朝鮮が再開を求める金剛山観光事業については、今回の訪問目的ではないと応じた。 訪朝には統一部当局者や金剛山観光事業者の現代峨山の関係者ら、8人が同行した。千氏らは夕方ごろ韓国へ戻る予定だ。 再会行事は今月20~26日に実施される予定。韓国の施設点検団が6月末に金剛山地域を訪問しており、7月9日からは開催施設の改修作業が行われている。政府は再会行事の先遣隊を派遣する今月15日までに改修・補修を終える方針だ。
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