訪朝にあたり報道陣の質問に応じる趙明均長官=3日、城南(聯合ニュース)
訪朝にあたり報道陣の質問に応じる趙明均長官=3日、城南(聯合ニュース)
【平壌(共同取材団)、ソウル聯合ニュース】北朝鮮の平壌で4、5の両日に開かれる南北統一バスケットボール大会に参加する韓国の選手団と政府代表団など101人が3日、軍輸送機で平壌の順安空港に到着した。空港では北朝鮮の元吉宇(ウォン・ギルウ)体育省次官が出迎えた。

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 同大会の開催は、6月18日の南北スポーツ当局会談で合意した。訪問団は趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官を団長とし、盧泰剛(ノ・テガン)文化体育観光部第2次官、大韓体育会(韓国オリンピック委員会)の李起興(イ・ギフン)会長ら5人の政府代表団と、韓国代表選手を中心とした男女25人ずつ合計50人の選手団、記者団と中継チームの30人、政府支援団15人、場内アナウンサーからなる。

 大会は4日に南北の混成チーム同士による試合、5日に南北が対戦する親善試合を行う。男女別に計4試合を予定する。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が観戦し、これを機に趙明均長官と会談する可能性もある。訪問団は6日に韓国に戻る予定だ。

 南北統一バスケ大会は15年ぶり、4回目。これまで1999年9月に平壌、同年12月にソウル、2003年10月に平壌で開かれた。


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