金沢21世紀美術館と釜山現代美術館の作家交流により行われるこの展示で、村上氏は自作の発泡スチロール製の家を持ち歩いて一定の場所に設置し、一時的に居住する過程で起こる出来事を記録するパフォーマンスを披露する。
今回の特別展は釜山一帯で行われ、通行人や地域住民がこれを鑑賞する方式で行われる。
東日本大震災と福島第1原発事故に刺激を受けたという村上氏は、2014年から「移住生活」プロジェクトを発表。家を担いで徒歩で移動するという概念で、「居住」と「居住地」に関する新たな視点を提示する。
展示の詳しい内容は、釜山現代美術館のホームページ(http://www.busan.go.kr/moca)で確認できる。
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