＜2018W杯＞“予想外先発”チョ・ヒョヌ（GK）「（個人的には）後悔のないプレーができた」

「韓国ファンの応援が大きな力となった」。韓国は18日午後（日本時間）、ロシアのニジニ・ノブゴロドでおこなわれたスウェーデンとの「2018 FIFAワールドカップ ロシア」F組初戦で0-1で敗北を喫した。

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　この日、韓国のシン・テヨン監督（47）は先発GKにチョ・ヒョヌ（26、大邱FC）を起用した。ホンジュラスとの強化試合で無失点を記録したチョ・ヒョヌのサプライズ先発だった。彼はボスニア・ヘルツェゴビナとの強化試合で3ゴールを許したキム・スンギュ（27、ヴィッセル神戸）をおさえ、シン監督の選択を受けた。チョ・ヒョヌは非公開でおこなわれたセネガルとのW杯前の最終強化試合にも出場した。

　チョ・ヒョヌはシン監督の期待に応じた。彼は試合中、体を飛ばしながらスウェーデンの猛攻を阻止。だが、彼の活躍にもペナルティーキック（PK）は仕方がなかった。後半19分、キム・ミヌ（28、尚州尚武）の反則によるリーグ・アンドレアス・グランクヴィスト（33）のPKを防げなかった。

　チョ・ヒョヌは試合後、「準備し分析した通りのプレーができたが、残念だ。試合前に先発であることを知った。GK全員が練習できちんと準備できていた」と述べた。

　スウェーデン戦の敗北で韓国は険しい道を進むことになる。一段階上のメキシコ、ドイツと相次いで戦わなければならない。チョ・ヒョヌは「メキシコ戦は韓国がすべきことを準備すれば、どのチームであっても関係ない」と強調した。

　W杯デビュー戦を飾った彼は「緊張していたが、初めてでワクワクした。特に、韓国ファンの応援が大きな力となった。楽しくプレーできた。メキシコは速攻を準備してくると思うが、雰囲気を高めなければ。韓国の観衆の応援をロシアで聞けてうれしかった」と伝えた。

　チョ・ヒョヌはまた「いままでスウェーデン戦だけを見据えてきた。これからメキシコを分析するのに総力をあげたい。選手のみんなが僕に力をくれた。（個人的には）後悔のないプレーができた」と語った。